【動画】「East i」の内部を見学したり普段は入れない駅ホームの下から眺められたりする体験イベントが開かれた=福留庸友撮影
鉄道開業150年を盛り上げようと、JR東日本は26日、大宮駅でE926形新幹線電気・軌道総合検測車「East i」(イーストアイ)の内部を見学したり、普段は入れない駅のホーム下から車両を眺めたりするイベントを開いた。
イーストアイは線路や架線を点検しながら走る専用車両で日本で1編成しかなく、運行日程が公表されないため「見ると幸運」「幻の新幹線」などと人気を博している。
イベントは有料で、午前は親子2人の15組、午後は中学生以上の30人と計60人が参加した。保秘のため撮影は出来なかったが、参加者は車両内を歩いて巡り、車両ごとの役割などJR東職員の説明に熱心に耳を傾けた。
また、普段は駅員も立ち入らない大宮駅の新幹線ホーム下に入り、イーストアイや東北新幹線の車両を眺められる機会も設けられた。5分程ではあったが、参加者は今までにない角度からの新幹線の撮影を楽しんだ。
ホーム下に関係者以外が入る事は大宮駅では初めてで、他の駅でもほとんど例のない貴重な機会だという。(福留庸友)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル